ロックタイト嫌気性接着剤|ねじゆるみ止め用接着剤の原理・特長

  • 嫌気性接着剤の原理・メカニズム
    嫌気性接着剤は、一般的に空気(酸素)の存在下で安定しています。金属との接触かつ空気が遮断されると、接着剤が硬化して固体の熱硬化性樹脂を形成します。反応を開始するには、活性金属(銅や鉄を含む合金など)が必要です。ねじとナットの隙間に入り込み硬化したらアクリル樹脂、つまり、プラスチックになります。
  • ロックタイトねじゆるみ止め用接着剤(ネジロック)がゆるまない理由
    ロックタイト嫌気性ねじゆるみ止め用接着剤は、「ねじとナットの隙間」を埋めて硬化します。そして、ねじとナットを一体化させることにより、振動やたわみからねじのゆるみを防止するのです。また、「ねじとナットの隙間」を100%シールする事により、外部や内部から水分が入ってこなくなり、錆や腐食からもねじを守ります。
  • ロックタイトねじゆるみ止め用接着剤(ネジロック)の特長
    高いゆるみ止め機能を発揮します。
    取り外し可能なタイプから、永久固定まで様々な製品があります。
    1液で使いやすく、液状なので、色々なネジのサイズにも使用できます。
    ゆるみ止め硬化を発揮するだけでなく、隙間を埋めるシール効果もあります。
    耐薬品性も非常に高く、腐食も防止します。
  • 接着可能な金属
    嫌気性接着剤は金属の種類により、強度や硬化時間が変わります。一般的に活性金属と呼ばれる鉄や銅などの錆びやすい素材は速く硬化します。不活性金属と呼ばれるステンレスやアルミなどの錆にくい素材は硬化も遅くなります。ただ、そのような状況にも対応した接着剤はあります。
    ※ロックタイト嫌気性接着剤は金属専用です。
  • 嫌気性接着剤の用途
    嫌気性接着剤の用途には、ねじのゆるみを防止するねじゆるみ止め(ネジロック)用途以外に、配管の漏れを防止する配管シール剤、フランジまたはガスケットの漏れを防止する液状ガスケット、および勘合部品のゆるみを防止するはめ合い用という4つの用途があります。

本内容は動画でも解説しています。合わせてご参照ください。

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