JEC World 2018で空高く飛ぶヘンケルの航空宇宙向けコンポジットソリューション

改良された ロックタイト(LOCTITE)®ポッティングコンパウンドと新しい構造用接着剤プラントに注がれるスポットライト

2018年2月6日 -ドイツ、デュッセルドルフ :空の交通はますます混み合っています。ボーイング社とエアバス社は、今後20年間における航空機の需要が全世界で40,000機に達すると予測しています。過去10年にわたり生産された航空機、ならびに新たに生産されている航空機を見れば、軽量の複合材がより一層採用されていることがわかります。そして、ヘンケルが誇る工程の自動化に関する専門知識と航空宇宙産業に向けた革新的なソリューションに対する需要が高まっています。

マーケットからの革新的なソリューションに対する需要の高まりに対応するため、ヘンケルはスペインのMontornès del Vallèsに新しいプラントの建設に着手しました。このプラントには、軽量化と自動化といった業界における主要なトレンドをサポートするため、新しい建物と設備を設置し、製造と倉庫を増強しました。世界的に重要な顧客であるエアバス社のいくつかの施設に近いことから、Montornèsは航空宇宙産業に向けたヘンケルの欧州における主要な拠点になります。

JEC World 2018のホール6に置かれたブースG48で、ヘンケルの担当者が、航空宇宙産業の複合材用途に向けて提供する幅広い製品群とグローバルなサービスによる利点について説明しました。

本展示会で注目するべきヘンケルの製品の1つに、航空宇宙産業で使用されているハニカムサンドイッチアセンブリに向けて新たに開発した ロックタイト(LOCTITE)®のポッティングコンパウンドがあります。特に微小き裂耐性、密度/強度比、および難燃性に関して、この高度な材料は従来のポッティングコンパウンドを凌駕する特性を有しています。主な用途は、機体や翼のコンポーネント、内装パネルといった一次的および二次的な構造物です。新しい航空宇宙産業向けポッティングコンパウンドに関する特別なプレゼンテーションを、3月8日13:00に開催しました。

プレゼンテーションではヘンケルのグローバルOEMマーケット開発マネージャー、ロン・ハーバーマス(Ron Habermas)が、航空宇宙産業では、重量、燃料消費、二酸化炭素の排出量、製造時間、ならびにシステムのコストを大きく削減することができるような統合された構造的な設計に対する需要が高まっていると、語りましたヘンケルの幅広い製品群がこうした課題に対処する一方、充実した技術的なサポートを提供し、複合材の適用に関して迅速な開発、試験、ならびに最適化のサポートします。さらに、Montornèsに建設される新たな工場は、欧州の顧客に向けた供給能力を大きく向上することになります。

今後は、迅速に硬化する ロックタイト(LOCTITE)®液状シム材、軽量で高品質の ロックタイト(LOCTITE)®表面材用フィルム(落雷用を含む)、ならびにさまざまな下塗りと表面処理のためのソリューションが展開されて行くでしょう。

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