将来のモビリティを促進

フォード・モーターとの協力関係を通して開発された LOCTITE® (ロックタイト) 5189 

ヘンケルの課題

新しいエンジンの開発は、燃料消費量とCO2排出量を抑えた高い性能を生み出すことだけでなく、よりコンパクトなエンジンを実現することを目指しています。コンパクトで高い出力のエンジンを開発しようとすると、エンジンの接合部にとても高い負荷がかかります。フォード・モーターとのパートナーシップを通して、ヘンケルは高い柔軟性と噴出抵抗を持つガスケットを開発することを求められました。

ヘンケルの貢献

ヘンケルは、フォード・エンジン・オブ・ジ・イヤーにおいて、1.0ℓ EcoBoostのカムキャップをシールするために、極めて高い柔軟性を持つ液状シール剤を新しく開発することに成功しました。フォード・モーターは、LOCTITE® (ロックタイト) 5189のような液状シール剤を同社のすべての製造施設で幅広く使用するよう推奨しています。LOCTITE® (ロックタイト) の製品が全世界で一貫した品質で入手可能であることから、ヘンケルはこのアプローチをサポートする企業として適任でした。

利点

LOCTITE® (ロックタイト) 5189を採用したヘンケルのソリューションは、フォード・モーターのさまざまなエンジンにおいてその有効性が認められています:

  • 高出力エンジン向けの確実なシールソリューション
  • 短い硬化時間、およびアルミニウム材をはじめとする金属材の表面への優れた接着力
  • マニュアル作業を削減
  • 不良品発生率と作業コストの低減
  • ヘンケルのガーヒング(ドイツ、ミュンヘン近郊)施設での製品の設計、性能、品質試験までに至る包括的なサポート