工場の配管から漏れが生じて、トラブルになったことはありませんか?そんな時、ロックタイトエポキシ補修剤で対応できることをご存じでしょうか?今回は、ロックタイトエポキシ補修剤のなかでも最も汎用されているLOCTITE EA 3463メタルマジックスチールを使用した補修方法を応用編も含めて紹介します。
ロックタイトエポキシ補修剤とは?
ロックタイト エポキシ補修剤は、損傷した部品を速やかに「補修・成形」して再使用できるようにします。主剤分子と硬化剤分子の2液タイプで、それらを規定混合比で混合・撹拌することで反応が始まり硬化します。主剤の色と硬化剤の色を著しく変えることで、主剤と硬化剤がしっかり混合できたか目視で確認しやすくなっています。硬化した樹脂は金属と同じように加工ができ、硬化時の収縮もありません。
LOCTITE EA 3463メタルマジックスチールを使用した補修方法
1. 補修箇所をサンドペーパーやワイヤーブラシで大き目にケレン*します。
2. 洗浄剤で洗浄します。
3. LOCTITE EA 3463メタルマジックスチールを適量取り、色が均一になるようにしっかりと混ぜます。2-3分で硬化が始まります。
4. 混合後は補修箇所にしっかりと押し付けるように接着します。
*ケレンとは、主に鉄部などの汚れやサビを落としたり、錆びてなくても塗料、接着剤、補修剤の密着を良くするため傷をつけることです。
※蒸気配管には対応しておりません。使用しないでください。
【基礎編】製品の使用法用では、動画で作業手順を紹介していますので、ご参照ください。